internal medicine
内科
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風邪症状
のどの痛み、咳、痰、鼻水、発熱といった症状で受診を考えることが多いと思います。
咽頭炎や気管支炎、上気道炎など、一般的に風邪と総称される疾患などが原因です。
成人の場合、ウイルスが原因となっていることが多く、一昔前と違って抗生剤の投与は行われないことが多いです。
もちろん、細菌感染が疑われる場合や二次感染予防などで抗生剤は適切に選択されるべきです。
ウイルスが原因の場合は対症療法といって、症状に応じた治療がなされることが多いです。
時間がかかることが多いですが、そのうち自己の免疫力で自然に治癒していくことがほとんどです。
昔からの基本ですが、十分な栄養をとり、良く寝て良く休養しましょう。
風邪については漢方薬が有効である場合が多いため、ご希望の方には適宜漢方薬の処方も行っております。
溶連菌感染やマイコプラズマ感染、扁桃膿瘍など、中には抗生剤を使用した方が良いケースも存在します。
高熱、強い咽頭通、扁桃腺の腫れ、なかなか改善しない、などの場合はご相談ください。
胃腸炎
症状としては嘔吐、下痢、腹痛(間欠的)が一般的です。
風邪と同様にウイルスや細菌によるものがあります。
ヒトからヒトへ感染る場合や食べ物が原因となる場合など考えられます。
ノロウイルスなど感染力の非常に高いものが原因であれば、どんどん感染が拡大してしまいます。
そのためまずは身近な人に感染らないよう、感染防御が必要です。
吐物や便にウイルスが排出されるためトイレでの感染の機会が多く、手洗いの徹底や汚物処理など正しく行いましょう。
思っているよりも水分は失われますので、しっかりと水分は摂りましょう。
下痢は止めるべきではありません。
ほとんどの場合、抗生剤は必要となりません。
ただ、一部の特殊な原因菌や重症度や基礎疾患の有無などによっては必要となる場合もあります。
便秘
便秘で悩む方は多いです。
できれば毎日とは言わないまでも2日に1回は出したいものです。
腸管の働きが落ちて便秘となってしまうケースも多いですが、大腸ポリープや大腸がん、薬の副作用などでなってしまうケースもあります。
一度は医療機関を受診することをお勧めします。
特に、腹痛や嘔気、腹部膨満感が出るようであれば必ず受診しましょう。
便に血が混じるようならさらに要注意です。
便秘は漢方薬が有効な場合が多々あります。
通常の便秘の薬で効果があまりないという場合や、薬を減らしたいという希望があるようであれば、一度ご相談下さい。
腹痛
症状としては嘔吐、下痢、腹痛(間欠的)が一般的です。
風邪と同様にウイルスや細菌によるものがあります。
ヒトからヒトへ感染る場合や食べ物が原因となる場合など考えられます。
ノロウイルスなど感染力の非常に高いものが原因であれば、どんどん感染が拡大してしまいます。
そのためまずは身近な人に感染らないよう、感染防御が必要です。
吐物や便にウイルスが排出されるためトイレでの感染の機会が多く、手洗いの徹底や汚物処理など正しく行いましょう。
思っているよりも水分は失われますので、しっかりと水分は摂りましょう。
下痢は止めるべきではありません。
ほとんどの場合、抗生剤は必要となりません。
ただ、一部の特殊な原因菌や重症度や基礎疾患の有無などによっては必要となる場合もあります。
花粉症(アレルギー性鼻炎)
スギがメジャーではありますが、ブタクサやヒノキ、ハウスダストなど他のアレルゲンを原因としたものも結構みられます。
季節性であったり通年性であったりしますが、多くは薬である程度の症状のコントロールは可能です。
内服薬での眠気の副作用は、一昔前よりは軽減されております。
頭痛
頭痛はよくある症状の一つですが、かなりつらい症状です。
筋緊張性頭痛、片頭痛の割合が多いですが、月経関連の頭痛や群発頭痛など他の原因による頭痛もみられます。
中にはクモ膜下出血や動脈解離や髄膜炎などの重篤な疾患で起こる頭痛もあります。
強い頭痛、嘔吐や意識障害を伴うもの、神経症状がある場合、などは緊急で受診しましょう。
骨粗鬆症
高血圧ほどではありませんが、きちんと調べれば骨粗鬆症である人は相当数いると考えられています。
特に閉経後の女性はかなりの割合で骨粗鬆症となります。
骨粗鬆症はちょっとしたことで骨折してそれを機に寝たきりになったり肺炎などの合併を起こしたりして、命にかかわるだけでなく健康寿命を損なうことも考えられます。
日頃から転ばないように気を付けることも大事ですが、骨を大切にして丈夫にすることも大切です。内服、注射などで改善させることが可能です。
認知症
ちょっとした物忘れは誰でもあることですが、それが病的なほどであったり、日常行えていたことができなくなったりするようであれば認知症の可能性が高いといえます。
また、急に怒りっぽくなったり性格が変化したりするような時も認知症の可能性はあります。
認知症は、本人はもちろんでしょうが周りの人たちにとっても、非常につらいものです。
周りの人がみて認知症かも?と思ったら早めに受診・相談して下さい。
一言で認知症といっても、原因は様々です。アルツハイマー病が良く知られていますが、他にレビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症、クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染によるもの、腫瘍、等々です。残念ながら治す方法や治療法はありませんが、早期から対策をとることでその進行を緩やかにしたり症状を緩和したりすることはできます。
ただ、中には水頭症、慢性硬膜下血腫、ビタミン不足など治療によって劇的に改善するものもあります。
近い家族の者だけで抱え込まないで下さい。
周りにもっと相談しましょう。医療機関、地域ケアプラザなど、相談できる箇所はあります。そして、ご本人・ご家族にとって良い方法を選んでいきましょう。
めまい
回転性(ぐるぐる回る)と浮動性(ゆれる感じ)のめまいがありますが、多くの場合は耳の奥にある内耳という場所が原因で起こります。
しかい、中には脳や血管、心臓の問題であったりしますので注意が必要です。
めまいはよく繰り返します。
めまいがある時は吐き気も伴うことが多く、日常生活も困難です。
しかも突然起こるため、めまいがまた起きるのでは?という恐怖心も出てしまいます。
めまいを繰り返したことがある方ならめまいのつらさはわかると思います。
まずはめまいの原因を考えることが必要です。その上でどう治療すべきかですが、すぐに完治というわけにはいきません。
しかし、正しく治療することである程度改善させたりコントロールしたりすることはできます。